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ブログvol.732

指示が通りやすくなる伝え方|短く・具体的に・分かりやすく

NaviPa編集部

最終更新 2026.07.23

「早くしなさい」が、なかなか届かない

「何回も同じ指示を繰り返している」

「言ったことが、なかなか行動に移らない」

毎日のようにそんなやりとりが続くと、「どうしてすぐに動いてくれないんだろう」と、つい弱気な声になってしまいますよね。でも、それはお子さんがなまけているのではなく、「指示の伝え方」が、もう少し分かりやすくなると変わることがあります。

今日は、指示が通りやすくなる伝え方のポイントを、「短く・具体的に・分かりやすく」をキーワードに、一緒に見ていきましょう。

なぜ指示が通りにくいの?

発達に凸凹のある子どもは、一度にたくさんの情報を受け取るのが苦手だったり、あいまいな言い方から具体的な行動を想像するのが難しかったりすることがあります。「ちゃんとしなさい」「さっさとして」と言われても、何をどうすればいいのかが分からないこともあるのです。

つまり、指示が通らないのは、指示の内容が伝わっていないだけなのかもしれません。だから、声を強くしたり回数を増やしたりするよりも、「伝わり方そのもの」を変えることが近道になります。

ポイント① 短く区切って伝える

一度にいくつものことを伝えると、どれから手をつけていいのか分からなくなってしまうことがあります。「鞄を箱にしまおう」「次に手を洗おう」のように、一つずつ区切って伝えると、子どもは行動に移しやすくなります。

ポイント② 具体的に伝える

「ちゃんと片づけて」ではなく、「絵本を本棚に戻そうね」のように、何をどうするのかを具体的に伝えます。やることがはっきりすると、子どもは「こうすればいいんだ」と安心して動けるようになります。

ポイント③ 否定語ではなく、してほしいことを伝える

「走らないで」「だらだらしないで」という否定の言葉は、「では、何をすればいいのか」が伝わりにくいことがあります。「歩こうね」「今はコップを持とうね」のように、してほしい行動を前向きに伝えると、子どもはどう動けばいいかが分かりやすくなります。

ポイント④ 見える形にして伝える

言葉だけでは残りにくい子には、絵や写真、イラストを使った手順表が役に立ちます。朝の支度の流れをイラストで貼っておくなど、見て確かめられるようにすると、いちいち言葉で伝えなくても、子どもが自分で動けるようになっていきます。

通じたときは、たっぷり認めて

伝え方を工夫して、お子さんが動けたときは、ぜひ「できたね」と具体的に認めてあげてください。「一回で動けたね」「自分で手順表を見られたね」という小さな積み重ねが、「できた」という自信につながっていきます。

もちろん、忙しい毎日の中で、毎回丁寧に伝えられるわけではありません。つい「早くして」と言ってしまう日があっても大丈夫です。できそうなときにひとつだけ試してみる。その繰り返しが、少しずつ親子の毎日を楽にしていきますよ。

まとめ

指示が通らないのは、お子さんのやる気の問題ではなく、指示が少し伝わりにくいだけなのかもしれません。短く区切って、具体的に、してほしいことを前向きに、そして見える形にして伝える。こうした小さな工夫で、お子さんは動きやすくなっていきます。

NaviPa®️では、発達特性のある子どもへの具体的な関わり方と、子育てをする保護者自身の心の整え方の両方をお伝えしています。伝わりやすい関わり方を一緒に見つけながら、親子が少しずつ安心して過ごせる方法を考えていきましょう。

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NaviPa編集部

発達凸凹の子・家族・支援者を支える3者統合のコミュニティ「NaviPa」の編集部です。

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